ブログ移転しました。5秒後に自動で移動します

ブログ移転しました。移転先はhttp://dognalab.com/です。

おじさんからの仕送りが来たのでご紹介

 

マジ暑い。溶ける。

本日のお題は「REVおじさんからの仕送り」です。Twitterで仲良くさせて頂いてるおじさん(年齢不詳)なのですが、ある日Twitterで「Aune B1聴いてみたいなあ」とぼそっとつぶやいたところ、「じゃあ背中を押しますね、住所教えて下さい(ニッコリ)」と言われて2日で仕送りが着弾しました。ダンボールに堂々と「おじさんからの仕送り 気持ちは20代」と書いてあったのは内緒にしておきますね。

なんとまあB1以外にも色々なものを送りつけて送っていただきました。ありがとうございます。てな訳で今回は仕送りの内容物のご紹介にします。

f:id:dogna:20160612222224j:plain

・Aune B1

本来はこれだけだったんですよ。中華製のアナログポタアンです。定価200ドル程度にもかかわらず、ディスクリート&A級動作が可能とあってTLでも何人かの方が所持しておられるようです。写真がこちら。

f:id:dogna:20160612222142j:plain

f:id:dogna:20160612222305j:plain

安っぽさはあまり無いです。レザーっぽい素材が使われたりしてるので高級感がありますね。最近はデザインもかっこいいアンプが増えてきてるのでなかなか良いのではないでしょうか。

音質は中低域にボリュームがあるでしょうか。全体的に懐が深いなあというような印象でした。A級動作の切り替えも楽しめますし。これが200ドル以下で買えるならかなりいい選択肢に入るのではないでしょうか。欲しい・・・

・Shanling M3

f:id:dogna:20160612222811j:plain

お次はDAPです。こちらも中華DAPですね。非常に独特の形状をしていますね。右上のダイヤルみたいのを回したり倒したりして操作します。なれるまでは苦戦しそうなDAPですね。なんとこいつ、光の入出力がどちらもついています。ポタアン的な使い方も出来るようですね。

音質はかなり素直な方だと思います。中域が少し出てるかな?と感じましたがクセはそんなに多くはないと感じました。

操作性はUIに慣れてからじゃないとなんとも言えない感じです。

・PFR-V1

f:id:dogna:20160612223823j:plain

これについて説明する必要はあるのでしょうか・・・、多分初めて見る方は「なんじゃこりゃ」と思うことでしょう。大丈夫です、それが正常な反応です。公式サイトのウリ文句の一つに「スピーカーを頭にかける新スタイル。」というのがあるのですが、ちょっと自分には斬新過ぎてついていけないです。

ただ、音はすごいです。装着感が意外とよくて、長時間つけていても疲れないです。若干高域がキツイかなあという感じはしますが。これで只今絶賛エロゲ攻略中ですが、本当に欲しくなってしまいました。いずれいいタイミングで入手したいと思います。下手な開放型ヘッドホンより欲しい・・・。今回の仕送りの中で一番購入欲をくすぐられました。

・MDR W30

f:id:dogna:20160612224749j:plain

正直存じあげなかった機種です。音は悪くはないですが、強烈なインパクトはあまりなかったです。

・Seahf2.0 150ohms&なんかインナーイヤー&コアキシャルケーブル

f:id:dogna:20160612225658j:plain

コアキシャルケーブルは試せる環境がこちらにありませんでした・・・、申し訳ないです。

左の方の機種は見たことないものだったんですが、なかなかいい音でびっくりしました。インナーイヤーの音という感じですね。

150ohmsは400ohmsとの比較用にとのことでした。個人的には400ohmsのほうが好きでしたね。悪い意味でクセがなくなってしまっているように感じました。そういう音が好みの方なら合うんじゃないかなと思いますが。

・PCDP

f:id:dogna:20160612230204j:plain

PCDPはPanasonic2機種です。SL-S30とSL-XP50ですね。どちらも好みの音でした(元々Panasonicの音が好み)。聴いてて楽しい音です。やっぱりPCDPって面白いですね・・・。IBM CD-400が壊れてしまったので早く直さないと・・・

 

一応これで全てです。個人的にはPFR-V1がほんとに面白いと感じました。実は今開放型のヘッドホンがめちゃくちゃ欲しくて悩んでいるので・・・、もしかしたらこいつになるかもしれないです。

また何かあったらレビューしたいと思います。長い文章お付き合いくださりありがとうございました。

そして今回仕送りをしてくださったREVさん、この場を借りて再度御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

REVさんのTwitter→

twitter.com

REVさんのBlog→

blog.livedoor.jp

では次回お会いしましょう。さようなら。

 

 

相互リンクのお知らせ

 

今回、ありがたく相互リンクのお誘いをしていただけたのでお知らせいたします。

noukann.at.webry.info

Twitterで仲良くさせて頂いてる脳姦さん(Twitter:✁脳姦✃ (@noukann) | Twitter)という方のブログです。主にオーディオ機器中心のブログを書かれていて、最近では中華オーディオ機器の紹介もしてくださっているので、もし購入を考えている方がいらっしゃったら覗いてみるときっとあなたの背中を押してくださると思います(笑)。

自分も中華イヤホンを購入する際などに拝見させていただいたりしております。これからもよろしくお願いします。

 

このように相互リンクは随時募集中です。特に条件とかは全く無いので、もしよろしければよろしくお願いします。むしろ貼らせてください。

今日は軽くですがご報告でした。最後に一つ警告を・・・

 

脳姦さんのブログに記事を読んでいると何故か1週間後には手元にその記事のオーディオ機器があります。不思議ですね・・・、魔法使いかな?

 

ZhiYin QT5のお話。

 

今日は気合入ってますよ。なんせ興奮してますから。

この世には”イヤホンスパイラル”というものが古来より存在します。好みの音を鳴らしてくれるイヤホンを求め続け、見つけたら今度は違う傾向の音を鳴らすイヤホンを求め始め・・・、このスパイラルに終わりはありません。ですが、ペースを緩めることは可能なのです。今回紹介するイヤホンは間違いなく自分のイヤホンスパイラルにブレーキを掛けてくれました。それがタイトルにもある通り、ZhiYinのQT5というハイブリッドイヤホンです。構成は4BA+1DDで、入手先はいつものごとくHCKさんから。いい感じで値引いて下さいますし、サポートも悪くないのでいいセラーさんだと思います。今回は一緒に気になっていたMMCXケーブルも購入してみました。線材は単結晶銅に銀メッキされたものを6芯で編んでいるとのこと。見た目も綺麗だったので購入してみました。

先に付属品を見てみましょう。

f:id:dogna:20160606232721j:plain

かなりシンプルですね。写真右にあるレザーケースが意外と使いやすくて驚きました。

さて、付属のケーブルですが、ハッキリいいましょう。おすすめしません。音はまあ普通です。8芯のケーブルで、音は可でも不可でもない程度です。ただ、本当に編みが汚い。ド素人でももう少しきれいに編むわってくらい汚かったです。自分がハズレを引いただけかもしれませんが、これは使う気無くしましたね・・・。速攻でリケーブルしてしまいました。

そして今回の記事の最大のキモ、イヤピです。このQT5、ステムが鬼のように太くて、一般的に売られているイヤーピースがほとんどはまらないんですね。なんですが、付属のイヤピは正直バリがすごかったり、固かったり、音道管の周りに干渉するように作られていたりと、とても良いとは言えるものではありませんでした。そんなある日、フォロワーさんから「これならいけるかもよ?」と言ってあるイヤピを勧めていただいたところ、なんとぴったし!そうして生まれ変わったQT5が、こちら。

f:id:dogna:20160606231904j:plain

はい、見て速攻でわかりますね。BOSEのQuietComfort用のイヤピです。(Amazonリンク→http://www.amazon.co.jp/dp/B01B41Q0SE)なんとこれがジャストフィット。装着感向上はもちろん、音道管に一切イヤーピースがかぶらないため音質にも変化が見られました。音場が若干広がり、中域から高域の明瞭度が向上しました(効能には個人差があります)。このステムの太さに合うイヤピはなかなか無いので是非試してみてください。

 

QT5のレビューから。まず遮音性はあまり良くないです。これはイヤピによるものというかどちらかと言うとQT5自体の構造上の問題なのかなと思います。後は風切り音がかなり聞こえるところは気になりますね。ただ一度音楽が鳴ってさえしまえば全く気になりません。その程度です。

さて音質です。ひとことで言うと、「最近のハイブリッドらしくないハイブリッド」だと思います。まず最大の特徴はなんといっても低音。やっぱり「ダイナミックでしか出せない低音」は素晴らしいの一言です。ダイナミックドライバーが圧倒的な存在感を持って君臨する、そんな低域です。

だからといって、中高域が死んでいるわけではありません。このガツンガツン来る低域に消されないぐらい中域も存在感を出してきます。そこからの高域への伸びも悪くなく、ここらへんはBAだなという感じがします。流石にものすごい高域が出るわけではないですが、バランスを考えるとこれが一番いいかなという感じがします。

このイヤホンで音楽を聴くと楽しくてたまりません。今まで聴いてた曲の印象が全く変わるのでとても楽しいです。まだまだ鳴らしきれてないなあという感じがするので、これから使い倒していきたいと思います。また使い込んだらレビューしますね。

 

次にケーブルです。取り回しが非常にいいです。柔らかいですし、使い勝手はかなり良い方です。編みも純正のものと違いかなり綺麗なので見た目でも満足できますね。音はどうでしょう。

中高域に特徴があるかなあと感じました。低域はちゃんと銅らしい低域が鳴ってくれますが、中高域のクリアさと伸びやかさが向上したと思います。ただこのイヤホンだと細かいレビューは難しいですねwww、今度違うものでも試してみたいなあと思います。個人的には低域はそのままにしっかりと中高域も鳴らしてくれることに好感を覚えました。

長くなりすぎたのでこの辺でやめておきます。またレビューするとは思いますが。では、ありがとうございました。

最後にリンクを貼っておきます。興味があったらぜひ。

ZhiYin QT5→

ja.aliexpress.com

6芯銀メッキ単結晶銅MMCXケーブル→

Buy Products Online from China Wholesalers at Aliexpress.com

 

WS1100をけっこうまじめに弄くったお話

 

お久しぶりです。しばらくネタがなくて更新していませんでしたがネタが出来たので軽く投下しておきます。

今日のネタは、前回ご紹介したヘッドホン「WS1100」の改造です。改造と言っても大したことはやっていないんですが。

なにをやったのか軽く箇条書きしますと、

・ケーブル両出し化

・ベントの加工

・内部配線材変更

・リケーブル

・ハウジング加工

などです。かなり大まかですけどね。他にも触りながら弄くったところもありますが、まあこんなところです。リケーブルはとりあえず音が出りゃいいやってことで(ヘッドホン用のリケーブルを持っていなかったので)、PCOCCに中華プラグで適当にこしらえました。撚りも適当です。完成品がこちら。

f:id:dogna:20160601221529j:plain

はい、正直既成品を見たことある方じゃないと気づかないですね。見た目は殆ど変わっていません。外見から確認できるのはケーブルが両出しになっていることぐらいですね。

さて、中身を弄くったことによって音はどうなったのか。

端的に言いましょう。これはやべえ。マジハンパねえ。

正直リケーブルしたケーブルがPCOCCなのでその音がかなり出てしまっていますが、ケーブル変えたらとっても面白いことになる予感がします。

自分だけでなく色々な方が「高域が(自主規制)」と口をそろえていっておりましたが、相当改善されました。元々中に入っていた配線材が見るからにアレだったのでそらそうやって言う感じですが。ちなみに何に変えたかはヒ・ミ・ツ(はぁと)。まあ聞かれりゃ答えますがね。正直ここで書くと「なんでそんなの使ったのwww、情弱かよwww、◯◯(自主規制)www」とクソリプが来ること請け合いなので・・・。とりあえず聴いてみろよ!とは思うんですけどね。まあ仕方ないです、そういう空間なので。

どんな感じになったかというと、中低域はある程度そのままに、ただ高域が改善されたという感じです。人によっては高域がしっかりしたことによって相対的に低域が少なくなったと感じる方もいらっしゃると思います。ここは個人と音源との相性によると思います。

正直エージングがまだまだ全然足りてないので詳細なレビューはまた時間がたってからになるとは思いますが、自分がこのヘッドホンに感じてた悪い点はほぼほぼなくなりました。後はリケーブルしてあげれば完璧かなと思います。

次回以降は中華イヤホンのレビューが続くと思います。色々届いたので。

何かこの改造について質問等あればコメント欄なりTwitterなりで聞いていただければ出来る限りお答えします。では。

 

IBM CD-400を改めてレビューする

 

今回は趣旨を変えて、私のPCDPの紹介をしたいと思います。

PCDPっておそらく聞き慣れない方もいらっしゃるんではないかと思うのですが、「Portable CD Player」の略です。要するに持ち運びできるCDプレイヤーです。一昔前は主流でしたが、今現在はまあ現行で売られているものも殆どなくなってしまいました。ちなみに830Z(リンク:http://www.amazon.co.jp/dp/B00RYT3W2S)というPCDPはまだ現行で売られています。気になった方は試してみては。

今回ご紹介するのは830Zではなく、IBMのCD-400というCD-ROMドライブになります。厳密に言うとPCDPではないんですが、まあ持ち運べてCD聴けりゃもうPCDPでええやんとか思います。

CD-400は某PCDP界隈の怖い人(紹介は割愛)のオフ会に拉致された参加させていただいた時に聴かせていただいたもので、そのオフ会のあと急いで探してオークションに出回っていたものを札束で殴って落札したものです。そのぐらいこいつの音には驚かされました。

f:id:dogna:20160526130110j:plain

毎度のことVermilion+335DWのセットです。これだと全く全体がわかりませんね(笑)

f:id:dogna:20160526130528j:plain

雑な写真で申し訳ないですが全体です。上の段々になってるところには単3電池が6本も入ります。そのくせ3時間ちょいぐらいしか電池は持たないのでかなり燃費は悪いです(笑)

PCDPとしての最低限の機能は備えています。勝手に蓋が開かないようにロックできるようにもなっていますし、使い勝手は悪く無いです。また、耐震性が比較的良くて持ち運びながらでも意外と聴けます。難点としてはやはりデカい、重いといったところでしょうか(笑)。ただ個人的にこの見た目が非常に気に入っているのであんまり気にならないですね。カフェで使ってるとめちゃくちゃ見られますが。ちなみにラインアウトついてます。アンプつなげて遊んでも面白そうですね。

さあ、じゃあ音はどうなんだって話ですよ。端的に言うとフラットな音です。こういったCD-ROM機は大抵こういう音になるんですがね。言ってみればリファレンスになる音です。味付けが一切ない。ちゃんと地に足ついた鳴り方をしてくれます。なので自分はこいつをいろんな機器の試聴用で使ったりしています。機器のいいところと悪いところをめちゃくちゃ出してくれるので。普段自分が好き好んで聴いている音とは全く異なる音ですが、こいつに関してはとても気に入っております。俗にいう「原音忠実型」に近いのではないでしょうか。ただ、自分が嫌いな「徹底的なモニター」の音ではないので聴きやすいです。

こいつを手にしてからあらゆる「原音忠実型」と呼ばれるプレイヤーを聴いてみましたが、まあこいつを超えるものはありませんでしたね。あるなら持ってきてくださいな。煽りとかじゃなくてマジで。AKなんて足元にも及ばないですから。

まあここでAKなんかを比較対象に持ってくるのはどうかと思うのですが、原音忠実を謳ってるプレイヤーでAKがたまたま浮かんだので。他意はないです(多分)。

まあ機会があったら試聴してみてください。驚きます。