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SL-S30KAIがやってきた話

 

はい。お久しぶりです。

だいぶ前にお願いしていたSL-S30のメンテナンス&Modifyが終了したとのことで戻ってまいりました。今回もお願いしたのは世界のPCDPマイスターである右京さんです。いつもわがままを聞いていただき本当に感謝しています。Twitterはこちら↓

twitter.com

このブログもおかげさまでそこそこの人数が見てくださっているようで。感謝しています。PCDP関連の記事はまあまあ書いていますが、もしご興味を持たれた方がいましたら是非右京さんに相談してみてください。全盛期吉見のような安定感で対応してくださるはずです。

さて本題です。SL-S30KAIの話ですね。今回はメンテナンス+クロック変更+カップリングコンデンサー変更(BG)です。お写真はこちら。

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凛々しいお姿ですね。音が悪い訳がない。SL-S30自体のお話はここでは省かせていただきますが、興味がお有りの方はこちら(http://www.sutafuya.net/pcdp/sls30.html)を見ていただくと良いかと思います。さて、面倒な説明は右京さんに丸投げして試聴タイムや!

色々試聴してみて一番良かった組み合わせはこれ。

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SignatureDJです。久々に引っ張り出してきましたが、素晴らしい相性です。これはSL-S30とというよりもBGとの相性でしょう。相変わらず私の一番好きな音を出してくれるコンデンサーです。ほんと代わりになるものが早く出てきてもらえないだろうか・・・

Modify前とは比べ物になりませんね。全てにおいて圧倒的です。これが家に来てから2週間程度立ちますが、未だに3段を使ってないです。それくらい素晴らしい。ポタでこのレベルのローを出せるのは奇跡と言ってもいいでしょう。量、質、速さ、全てにおいて合格点です。速いのは得意なわけではありませんが、そもそもポタ自体速いものは苦手ですし十分許容範囲内です。中低域の濃さは素晴らしいです。濃いのが嫌いな人は泡吹いて倒れることでしょう。

これが困ったことにハイもいい音が出ちゃうんですよねえ。ちょうどいい邪魔にならないハイが最高に気持ちよかったりします。

いやほんとに、このSL-S30KAIは完全に好みどストライク、例えるなら真ん中低めに落ちてくるカーブみたいなものです。振ればヒット確定。

改めて右京さんに感謝します。ありがとうございました。またワガママを言うかもしれませんがよろしくお願いします()

 

Pioneer U-05を買った話

 

今年は残暑が厳しいですね。そんな中で雨が続くと聞いて死にそうです。

そんな中、ついに据え置きオーディオに手を出し始めました。以前から「段階的に据え置きオーディオに手を出していく」と言ってきたのですが、その第一歩を踏み出しました。購入したのはタイトルにある通り、こいつです。

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無鉛はんだ使用なんだ(初めて知った)。開けます。

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うわああああああああああああ(語彙力消滅)

こういうシンプルで無骨なデザイン。たまらなく好きなんですよ。

最近のオーディオ機器はどんどんおしゃれな見た目になってきて、そういったデザイン(CHORDみたいな)も好きなんですよ。Mojoユーザーですし。

ただこういった、The・オーディオ機器のような見た目も大好きなんですよ。まさに憧れというか。一つ一つの細かい箇所の細かいデザインや質感がたまらない。こういったところを見ると国産メーカーも捨てたもんじゃないなと感じることが出来ます。今は海外のメーカーがかなり勢力を持っていますが、ぜひとも国内メーカーにも頑張っていただきたいと思います。なんだかんだ日本が好きなんです。

こいつはUSBDACになります。USBDACなんですが、色々と中身がおかしいのです。詳しい話はここでは省かせていただきますので、是非公式HPやら何やらで見てみてください。頭逝ってます。製品URLはこちら↓

pioneer-audiovisual.com

これが68k+12k相当のUSBケーブルプレゼントですよ。意味がわからない。

さて、ドライバーやら音源やら用意して、いざ試聴。ちなみにこいつほとんど試聴しないで買いました。

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うん、いい。やっぱり素晴らしくいい音出しますこいつ。暖かい音が好きな人にはあまり向かないかもしれません。解像度が非常に高く、クール系の音です。

 

ぶっちゃけ、音なんてどうでもいいんですけどね。

実は、こいつは音以外の部分がおもしろいんです。

1,デジタルフィルターの切り替え

2,FineAdjust機能

3,LockRangeAdjust機能

1はまあよく聞く機能だと思います。PCMの時はSHARP,SLOW,SHORTの3つ、DSDの時は1,2,3三段階のデジタルフィルターの切り替えができます。SHORTはPioneer独自の設定らしいですね。個人的には好みだったりするので結構SHORTを使ってます。

2の機能はあまり馴染みがないと思います。こいつは平たく言ってしまえばボリュームの細かい調節ができる機能で、まずでかいツマミで大まかな音量調整をして、その後下にあるちっさいつまみを回してちょっと音量を大きく/小さくできる機能です。これによって非常に細かな音量調整ができるので、使う機器や音源に最適な音量で音楽を聴くことが出来ます。これ、「そんなんいらんやろ」って人が多そうですがめちゃくちゃ使えますよ。もうこれ無しでボリューム調整やろうと思えないです。

3。これのために買ったと言っても過言ではないです。これはデジタル信号とクロックを同期する際にどの程度の誤差まで許容するかを自分自身で決められる機能で、普通の機器では音切れしないことを最優先に安全なところで設定を決め打ちしているが、許容幅を減らせば減らすほど音は正確でキレのあるものになります。なので、機器や音源に応じて、もっとも低い許容幅でかつ音切れしない(ロックが外れない)設定を選んでもらおう、という機能です。

かなり上級者向けの機能ですが、その分効果は絶大です。これで遊んでいるといつの間にか日が暮れて日が昇ってきた・・・ってくらいのめり込んでいます。楽しい。

ココらへんの機能については公式HPや各レビューサイトなんかから調べると良いと思います。複雑なので・・・

現時点でのレビューはこんなもんです。なんでこんなしょぼいレビューなのかって、これにつなげる機器が今んとこSignatureDJくらいしかないからです。なんかよさ気なヘッドホンが欲しいんですが、なかなかお金が回らない・・・。頑張ります。

 

KIMBER KABLE 4TC-ANでWS1100KAI用のケーブルを作ったお話

 

かなり久々の更新ですね。やっと更新できるようなネタを作ったので更新したいと思います。「どうせブログ飽きたんでしょ」とか心ない誹謗中傷が飛んできそうですが、ご安心ください。ネタに出来るネタがなかっただけです。

今回は自作ケーブルの話題です。オーディオ関係の自作は今年の4月に始めたので早5ヶ月ですか、駆け出しの初心者です。初心者なりに色んなモノ作ってたりします。

かなり前の話ですが、オーディオテクニカのヘッドホンWS1100を改造する!という趣旨の記事を書いたと思います。あの反響が意外と多く、「どうせならちゃんと外で使える用のケーブル作ってみたら?」とのお言葉をいただき、今回製作した次第です。

ちなみに前回の記事はこちら。

dogna.hatenablog.com

ちなみに中身はここから変えてないです。結局最初の構成に落ち着きました。弄り過ぎもよくないと学びましたね。

さて今回はどんな線材を使ったのか。今回は真面目ですよ。ハイドン!

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KIMBER KABLE 4TC-ANです。流石に上位の線材だと高すぎて私めのような一般庶民にはとても手の届かない価格帯のものなので今回はこちらの線材をチョイスしました。

え?どこがまともなケーブルなんだって?いやこれまでに作ってきたケーブルの中ではかなりまともにポータブル用に作った方です。太すぎないし、取り回しも悪くないし。そもそもオーディオ用の線材でケーブル作ったの久々でハンダ付けの簡単さに感動しました。

黄色のマスキングテープが巻いてあるのは左右の目印です。赤の熱収縮チューブの在庫をちょうど切らしていたのを失念していて、「まあわかりゃいいか」とペタッと巻いておきました。

ヘッドホンに合わせるとこんな感じです。

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見た目普通に綺麗でしょ。まあKIMBER自体SONYのMDR-Z7用にケーブル作ってたりするので特に変態感は感じないですね。

では音を聴いてみましょう。環境はこんな感じで。

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試聴ってのはみんなが持ってる当たり前の環境で判断するのがわかりやすいと思うんですよ。なのでIBM CD-400で聴いてみることにします。音源もみんなが知ってて持ってる音源で判断するべきだと思うので、おそらくどんな人でも聴いたことがあるであろうKIDA-116 「残酷な天使のテーゼ」です。

音の感想は、随分中高域が厚くなったな、という印象です。もちろんこのヘッドホン本来の低域と高域も残っているのですが、中高域の厚みが出来てとても面白い音になりました。結構いろんなジャンルに合うんじゃないかなあと思いますね。これはぜひとも色々な方の環境で聴いてみたいと思わせる音になりました。

もはやWS1100だと思わないほうがいいですね。今度ヘッドホン売り場においてあるWS1100と改めて比べてみようと思います。

リケがこれで終わりってわけではないですが、とりあえずこんなトコで落ち着けようかなと思います。見た目も音も悪くないのでこのまま使っていく予定です。まあ他にも面白い線材があったら教えていただけると嬉しいですね。

今回はこんなところにしておきます。また使ってて気づいたことなどあったら記事にしたいと思います。

あとは「PC関係の記事も書いてよ」とのリクエストを頂いたりしたのでOC関係の記事とか書いても面白いかもしれないですね。需要は0ですが。そんなことを言ったら今までの記事に何か一つでも需要があったのかって話ですね。ないです。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。さようなら。

E1Classic&FG-1を聴いたった話

 

来ちゃいましたよ。

この間TLの某すげえ怖い人に「ブログネタにお困りのようですね。何か送りましょうか?(ニッコリ)」と話しかけていただいたので送っていただきました。ありがとうございます。

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はじめてみましたよこんなペリカンケース。重すぎるわ。

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パカリ。これだけじゃわかんないっすね。

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とりあえず本来送っていただく予定だった、GRADOのFG-1です。「開放型はやっぱり家で聴いた方がいいっしょ?」とのことで送っていただきました。ちなみに定価が約70万円とのことです。手が出ませんね・・・

ここまでならまあ、「高いヘッドホン借りたんだなあ」で終わりなのですが、もう一つお願いして送っていただいたものがございまして・・・、こちらです。

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これ、知ってる方どれくらいいらっしゃるのでしょう・・・、Re・Leaf E1 Classicです。据え置きのDAC搭載ヘッドフォンアンプでございます。お値段なんと、税込2052000円です。桁間違えてないですよ?車が買えますね・・・。自分が細かいことダラダラ話すよりHP見たほうがわかりやすいと思いますので貼っておきます。

E1 DAC搭載ヘッドフォンアンプ RE・LEAF株式会社←E1ClassicのURLです。よろしければご検討ください()

その他送っていただいた物をささっと。

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純正スタンドとドライバが入ったUSBメモリをわざわざ入れていただきました。何からなにまでありがとうございます・・・

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電源ケーブルです。もうなんと突っ込んでいいかわかりません。やばそう()

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USBケーブルと6.3mm→3.5mm変換です。左下のifi audio iPurifier DCは電源ケーブルからのノイズをカットしてくれるそうです。

とりあえず送っていただいたものはこれで全てです。

・・・詳しい音のレビューは次回にさせていただきます。とりあえずもっと聴き込みたいです。

軽く鳴らしてみた印象では、「ヘッドホンの実力を最大限に発揮する」というような印象を受けました。SignatureDJ本気で鳴らすとこんな音出るんだ・・・と本気で感動しました。FG-1との相性も最強にいいです。中低域に特徴のあるヘッドホンとMAX相性いいですね。

正直今は音に感動しすぎて語彙力がないので、明日明後日に詳しいレビューをしたいと思います。

FG-1も開放型とは思えない素晴らしい低音ですね。開放型でここまで出るものってほとんど聴いたことが無いです・・・、欲しい(買えない)

最後に。総額数えたくもないウン百万のセットを「いいっすよ~」と送っていただいた平凡さん(冒涜的な平凡 (@Arubuzov) | Twitter)、本当にありがとうございました。普通こんな高額なもの送っていただけないと思います。平凡さんのシベリア平原より広い心に改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。

では次回の音についてのレビューをお楽しみに。

 

 

 

 

SignatureDJを某怖い人に買わされた話

 

怖い人は、怖い。

最近オーディオ関係でお世話になってる怖い人がいらっしゃいまして、その方に「ゾネホンはいいぞ」と言われてEdition9改を聴かされたのが運の尽きでした。どんどんゾネホンの魅力にハマってしまい、ついに私もゾネホンユーザーになってしまいました。恐ろしや。

買ったのはこちら、SignatureDJです。フジヤエービックでちょうど中古品の決算セールがやっていて47900円で購入することが出来ました。つっても新品は10万近辺するわけで・・・怖。一気に開けていきます。

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ケースは他の上位モデルなんかと同じですね(もっと言えばハウジングの見た目なども似てますね)。SignatureDJの中古はだいたい黄ばんでるものが多い(仕方ない)のですが、今回私が購入したものは黄ばみがほぼなく、新品に近い状態でした。これはラッキーでしたね。なんせ新品に近いものをこの値段で購入できたので。

キズ等も特に無く、ケーブルなどの付属品も全て完品でした。これはいい買い物だった。

そしてもしかしてと思って音を聴いてみると・・・

 

かってえ。これ全然鳴らされてない。

 

某イヤホン専門店においてあった試聴機の音が結構良かったのでびっくりしましたが、「はじめはこんな音なのにあんなふうに進化するんだ・・・」と少し感動してしまいました。

なのでまあ音質レビューや使い勝手についての話はまた後程行いたいと思います。流石に今の状態で評価できないなと・・・、低域に関しては今の状態でもいい感じで鳴ってくれているんですけどね。じっくり熟成させたいと思います。

装着感は相変わらず素晴らしいですね。イヤーパッドとヘッドバンドともに素晴らしいです。これからの季節は厳しいかなあとか思いますが・・・

取り敢えず今日はこんな感じで。また次回お会いしましょう。